7.30.2013

46_就活言論 宮台真司_07

「OECD諸国のワークライフバランスを研究する渥美由喜氏によれば、男性社員の育児休暇取得日数と、仕事のパフォーマンスとの間には、意外な関係があります .. 40歳代に入る頃を分水嶺に、相互の関係が逆転するのだそうです。若い頃は、育児休暇を取得せずに家庭を犠牲にして仕事をする人のパフォーマンス水準が高いのだけれど、中高年になると、育児休暇を取得しなかった人ほど、仕事のパフォーマンスが落ち、最終的には育児休暇を多く取得した人のほうが生涯賃金も高くなる」

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