2.19.2019

インドのアーユルヴェーダ1.

すでに帰国しましたが、覚書きとして残すつもりで。

〜2/18まで南インド・ケララ州にある、由緒あるクリニックにて、伝統的なアーユルヴェーダ体験をしてきました。
ここのクリニックは2年半待ちという人気ぶり。欧米の方が多く利用しています。

アーユルヴェーダという言葉は日本でも美容などでよく聞かれるようになりましたが、私は本来の医学的な観点から捉えてみたくて、リゾート感覚ではなく本物のクリニックを探してました。
そうしたらなんと都合のいいことに、インド通でアーユルヴェーダに大変詳しい方がたまたま紹介して下さり、あれよあれよと思うまま、順調に参加することができました。

アーユルヴェーダは5000年も続く伝統的な医療です。薬草の選別や効能の研究など、長い年月を経て体系化され発展したものです。歴史的な流れから数百年ほど途絶えた時期もあったそうですが、残された口伝や文献から再び復活し、昔ながらの処方と施術のまま現在も行われています。

アーユルヴェーダの医師はその知識や訓練の有無などでランク付けされており、最高権威をもつ方はインド政府が認めた6家族しか残っていないとのこと。その全てがケララ州。
今回参加できたクリニックはそのうちの1家族(カーストなので家族単位)です。

クリニックの建物は、インド風水学に基づいているので全て東側を向いており、西の窓からはきれいな夕陽がみれます。
案内された部屋も清潔で快適でした。

by tomoko