2.02.2013

休日04

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「ゼロ成長社会、すなわち利益の再分配が不可能(再分配する利益がない)でリスクの再分配が行われなければいけない社会での民主主義ははたして機能し得るのか?」
リスクの再分配が必要なのに、トリックを使って20年間それを先送りし(それをする政治家を選挙で選び続け)、軟着陸の可能性を恐ろしいほどに縮小し続けている社会=日本。

共同体(自治体)が議論に基づいて自治を行う際に、自治が良く行われるかどうかの決め手は共同体構成員(自治体の住民)による熟議が良く行われるかどうかではなく、良いファシリテーターが議論を先導するかどうかにかかっている(社会学者)。良いファシリテーターが誰で、どのようにして選ばれるのか、構成員が何を根拠にファシリテーターをフォローするのか、ということはパターナリズムの問題に繋がる難題である。

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