6.18.2013

36_小商いのすすめ

いまなら、週休二日制が勤労者や、その家族にどれだけのインパクトをもつかを実感として理解できます。それは、単に一日休暇が増えたということ以上に、勤労者の労働意識を大きく帰る第一歩だったのです .. これ以前は、多くの日本人にとって、生きることと働くことはほとんど同義(小関智弘さんの言葉です)であるような生き方が一般的であり、そのことにとりわけて疑問を感じることもなかったのですが、週休が二日になって、働くことの意味が少しずつ変化していきます .. 別の言い方をすれば、日本人の生活意識が、労働中心から消費中心へと移行していったということです .. 消費は欲望の関数です。最初はただ、生活の必要のためだけの消費だったものが、それが満たされた後にも拡大再生産されていきます。

「小商いのすすめ」 平川克美

マラドーナがカウチポテトで体型を崩してしまったのは、余暇を欲求のままに過ごしたからです。
我々がすべきことは、余暇を欲求のままに過ごさないことです。手元にある10万円をパチンコに使ってしまわないひとは、休日の10時間をTVやYouTubeに使ってしまわないことが出来ます。

ここでマズローの欲求ヒエラルキーを思い出します。マズローの論点の重要な部分は「低次の欲求が満たされると高次の欲求に目が向く」ではなく、「低次の欲求が満たされない間は、高次の欲求はヒトを動かさない」ということです。この構造を理解して、自分を満たしているもの、自分が欲求しているものを正確に把握することで、カウチポテトに時間を使わない生活=1年後の自分から感謝されるライフスタイルが実現します。

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