8.12.2013

50_人間の考え方 プログラムの考え方

Aチームは、企画者をトップとして開発者から販売者というトップダウンで指示を下して仕事をこなす方法をとる。
Bチームは、企画者、開発者、販売者の3人が横の連携をたもち、互いに連絡し合いながら分担して仕事をこなす方法をとる。
このBチームの方法がオブジェクト指向と呼ばれる考え方。3人はそれぞれ担当分野の知識を持ち、担当する仕事をこなす能力があり、他の担当者と連絡を取り合う能力がある。
各担当者がオブジェクトで、データ(知識)と命令(仕事をこなす能力)があり、メッセージをやり取りして(連絡を取り合って)働く。これをオブジェクト指向のプログラムに置き換えると次のようになる。
新製品の開発・販売の仕事=1つのプログラム

企画者=オブジェクト(プログラムの部品)
開発者=オブジェクト(プログラムの部品)
販売者=オブジェクト(プログラムの部品)

つまり

仕事を分担する個々の部品を用意して、部品同士を互いに連絡させあいながら働かせる、というのがオブジェクト指向のプログラム。

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