..そのときの打ち合わせでは、1時間のうち58分は矢沢さんが話していました。途中で矢沢さんもそのことに気づいて「箭内さんすいません。今、矢沢だけがしゃべっちゃってますよね」と言うんですね。
でも、「箭内さん。ただ、今日はそうさせてください」って言うんです。
「今、箭内さんのアタマの中にいろいろなアイディアが浮かんでいるはずです。でも、今はそれを言わなくていいです」と。「家に帰ってそれをメモして、次に会うときに矢沢のところに持ってきてください。それを
矢沢は見ないでオッケーします」。
箭内道彦は、"NO MUSIC, NO LIFE", "きっかけは、フジテレビ", "TOKYO HEART" 他を手がけるアートディレクター。
ghostwriter