中沢「..自分一人の勉強部屋に入った時、そういうものから解放されるんです。母親の心理、母乳とか粘着質のことなんか考えなくてもいい。とにかくシンプルに、結晶体みたいなものを、単純な原理でつくっていくことにものすごく快感を覚えたことがあります。それはたぶん肛門期と関係しているのかもしれないんですけども。少年の科学愛好というのは、かなりそのような深い精神発達史にかかわっているように思いますけども、そうなんでしょうか。」
河合「やっぱり自然科学というのは、、単純な分類をすると、父性でしょう。父親的な切る力がなかったらできないですからね..」
ブッダの夢 河合隼夫、中沢新一
無意識に別格扱いしてしまいがちな「知的好奇心(=科学する快感)」を欲求という位置づけに戻したうえで、宮沢賢治作品の主題について分析します。
きょう日曜日は、あふれかえる参加者を大きく受け入れるために8名キャパシティ×3クラス。わたしは夜のクラスのみ生徒として参加して、朝と昼は図書館で読書三昧。「ブッダの夢」と「選択の科学」。時間があれば、ブックオフで買っておいた「Dreamweaver CS4」。
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