3.02.2019

インド・アーユルヴェーダ10.

※記録として、アーユルヴェーダやインドの話はもう少し続きます。ご了承ください(=゚ω゚)ノ


毎週木曜日の晩には、アーユルヴェーダについて先生の講義や質問できる時間がありました。
辻褄が合うかどうか、また根拠があるなしは置いといて、私が覚えていることを箇条書きで書き留めます。

・睡眠・消化・排泄が正常であれば、多少血圧やコレステロール値が基準より高くても問題ないと言える、とのこと。何故ならば、心配事があるだけで血圧が15%、塩分を摂ると5%も上昇する場合もある。

・栄養学にとらわれず、自分が吸収できるかどうか、身体の様子をみて見極めることが大事。

・地産地消がキーワード。昔から食べられていて今も続いている食品は安心して食べてよい。しかし、同じものを食べ続けるのではなく、バランスが大事。

・そして、旬の新鮮な食材を『消化に良い状態にして』食べること。

・食べ物は飲むように食べ(よく噛んで唾液と混ぜ合わせる)、飲み物は食べるように飲む(噛みしめるように味わう)。

・アーユルヴェーダは菜食にこだわっているわけではなく、必要な人には肉や魚も勧める。要は、個々人の住む環境や、その人が持つ消化力と排泄能力によって異なる。

・食べ物にはそのものの持つ作用があり、ピッタ(火の性質)、カパ(水の性質)、ヴァータ(風の性質)、それらの性質をうまく利用して自分に必要なエネルギーを取り込む。

・身体に毒素を溜めないようにすることが大事。やはり詰まっているものを取り除くよりも、詰まらないようにすることの方が大事。(予防医学。水は流れが滞ると腐る、人間も同じ。)

・発酵食品はそもそも保存するために開発し作られたもので、基本的には食べ物はフレッシュな状態がよい。発酵食品は決して食べ過ぎないように。(血が酸性に偏ると言っていた)

・ヨーグルトに関しては、湿気が多い地域の人は食べない方がよい(ヨーグルトは身体に湿気を帯びる食べ物なので流れが滞るおそれあり)、自分の腸内細菌を育て、整える方が大事。非常に乾燥した国や地域の人は食べても差し支えない。

・ヨーグルト状のミルクを攪拌し、油分と水分を分離させた水分のほうを「バターミルク」と呼んでいるが、それはとても身体によい。なぜならば、油分と水分を無理やり分離させた水分なので、油分とくっつきたがっている物質。なので、飲むと体内の油分を吸着して排泄(デトックス)しやすくなる、とのこと。

・食品は調理法によっても消化がかわる。消化によいとされる順番から4段階で、
「直接火にあぶる(グリル) 」> 「フライパンなどを使って焼く」 >「 煮る」 >「 蒸す」

・体内に病原菌が入るということは、それらが生息する環境になっているとのことで、体内をクリヤーにしていれば病気も入り込まないとのこと。

・どの地域や国の人でも食べてよい食品がある。ブドウ、ザクロ、ヤギ乳、ギー、中がスポンジ状の野菜(ゴーヤとか瓜、かぼちゃなど)、緑色っぽい野菜、葉物野菜など。

by tomoko