10.29.2012

人は死ぬから生きられる_08

南 直哉:たとえば徹夜に近い坐禅が終わって、廊下に出たときにパッと月が出ているのが見えるわけです。ただの月ですよ。だけどそのときに見た月は、やっぱり修行僧の見る月なんですよ..

..その音を聞いて、師匠はすかさず「杜鵑啼、山竹裂」と言った。つまりこの音こそが「実相」つまり「リアル」だと言っているんです。

写真は茂木健一郎。

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