10.26.2012

人は死ぬから生きられる_05 「幻想としての自己_01」

南直哉:坐禅が深くなると、自意識が脆いものであるというのが一発でわかる。感覚がばらけて統合されなくなり、点滅しているような状態になるんです。身体感覚が変化して、身体の内側と外側のイメージが全然違ってきます(内側と外側が違うのではなく、内側vs外側という世界分割のルール=秩序jが揺らぐという意味)。そして、自分というものへの感覚がものすごく曖昧だっていうことがすぐわかる。

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