2.22.2015

知的財産権

 福井健策(弁護士)
「 .. だから、グーグルはそのモデルなんですよ。グーグルはほかの企業がちょっと二の足を踏むようなことを、フェアユース(公正な利用に限り、著作権の例外を認める規定。米国にあり、日本にない)だってことで始める、そのときには巨額の訴訟対策費を積んどくわけです。YouTubeを買収したとき2億ドルの訴訟対策費を積んだわけですよ。で、現に訴えられたら、フェアユースだっていいながら戦い抜くわけです。弁護士にそれだけのおカネを払う。いい国ですね(笑)。戦っている間に、世間のスタンダードが変わり、ビジネスモデルが変わるんです。これがグーグルモデルです」
「で、日本企業にそれが出来ますかっていえば、フェアユースが入っても、悪用する輩はいると思うし、わたしも入った方がいいと思うけど、日本の企業やまじめな人たちが、アメリカほど冒険出来るかっていうと疑問がある。つまり、入れないに越したことはないんです」


ビデオニュース2015/02/21 http://www.videonews.com/marugeki-talk/724/
TPPの話。

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