11.12.2013

にじ

今週も始まってます(笑)
日曜日も学校の講演会に出席→レポート作成などをしていたので、休みだった気がしませんが、気持ちを切り替えて、今週もスタートしました。
先週土曜日は多少のんびりして、7時間寝たのは何ヶ月ぶりだろう…。

さて、学校の講演会は「鍼灸師にとって必要な皮膚の解剖学的知識」と「疣贅(イボ)に対する灸知識の実際」という二つの演題でした。二つ目のイボ取りの話が感動的に面白かったです☆
今年3月うちの学校を定年退職された先生が施灸でのイボ取り名人で、ご自分で試行錯誤を繰り返しながら道筋を作ってその筋では第一人者になった方でした。
たくさんの症例をパワーポイントを使って伝えて下さいましたが、いとも簡単にイボをとっていて衝撃でした。体表にできた悪性腫瘍(ガン)以外のイボはほとんどお灸で簡単に取れるとのこと。イボの上に米粒大に作ったお灸を乗せて焦焼していきます。皮膚面には濡らした綿花を置いているので、以外と熱くないみたい。何よりも痕がほとんど残らなくてキレイ❗美容面でももっと一般的に拡がるべきなのに…と思いました。
すごい技術なのに、お灸の基本的なことをやっているだけなので、奥が深いな〜と思いました。まだまだ鍼灸の世界は一般的ではありませんが、当たり前のようにみんなが利用するようになるのは時間の問題と考えています。ヨーガも流行る世の中になったことだし(笑)。東洋医学はもっと身近に拡がるべきです…。
さて、「イボ」で別の意味でびっくりしたことは…イボとはヒト乳頭腫ウィルス感染症というウィルス性の疾患だったということです。悪性腫瘍も良性腫瘍もこの一種で、ウィルスの型によって、形成される部位や形状等異なるようです。だいたい100種ほどあるとか。
ウィルスは目にも見えないし防ぎようがありませんが、やはり自己免疫力を高めていくしかない気がします。

知らないことが多すぎて、でもすべてを知ることもできないので、目の前に出された知識を一つずつ自分の糧にして行きます。今週もがんばるぞー(合掌)

写真は通学途中の車窓から。虹があるの、わかりますか?
by tomoko