2.21.2016

social

「ニンゲンはどうしても社会的な存在よね」
「そうですね、社会に依存しないと生きられない」
「それって、クルマと交通ルールの関係に似ていて、交通ルールは『クルマはまっすぐヨコに移動出来ない』という暗黙の了解に基づいて成立していて、もしヨコに1メートルでも動けたらルールに守られた秩序が崩壊する、問題はだれもがその構造を意識していないことで、それはまるでニンゲンと社会の関係のよう。ニンゲンがクルマ。ヨコに10cm動けそうで動けない。交通ルールに守られた秩序が社会。揺るぎない根拠に支えられたものに見えるけども実は『クルマがヨコ移動出来ない』みたいな、いわば身体的な制約(ニンゲンに置き換えるとメンタルな制約)に依存している。ぼくたちの生はこの種の制約に(ほぼ100%)依存しているのかもしれない」

サロンにて。

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