7.07.2014

レジーム

白井聡:原発神話って、原発をやる以上はある程度必要だったわけですよね。ようするにシロウトをだますために必要で。もちろんシロウト向けには絶対安全なんで事故を起こしません、と良いながら、クロウトの間では、絶対事故を起こすに違いないと。だから、絶対事故を起こすに違いないという管区真にもとづいてあらゆることをやりましょうと、こういう分裂が合ってはじめて、原発政策をキープ出来るわけだったと思うんですけども、そういうまあ、緊張感がまあ、緊張に耐えられなかったということだと思うんですよね。安全なんです安全なんですとシロウトに向かって言ってるうちに、その嘘に自分自身がだまされていって、緊張感をなくしてああいう事故を起こしたと。

神保:密教徒が顕教に食われちゃったのと同じですね。

白井聡:保守層がやって来た、敗戦の否認というのもそういうことだったんだと思いますね。国民向けにやってきたことを、自分自身が信じてしまったと。

ビデオニュース 7月5日 http://goo.gl/KWhxj8

ghostwriter