5.15.2014

アドラー

大学生のころ、携帯電話でボーイフレンドとケンカをしている友人がどうしても理解出来なかった。電話を切るだけでケンカから解放されておれとの楽しい会話に戻れるのに..と思った。
オトナになって少しずつ理解出来るようになった。
彼女は、他者を責めることでアドレナリンが出ている状態が好きだったし、ケンカを克服してあたらしい人間関係(=脱皮した自分)に向き合うことがしんどかったのである。
ダイエットが成功しない理由は、ダイエットが難しいからではなく、ダイエットが成功してしまって(=いいわけが出来なくなって)世界に対してむき出しになった自分というイメージに向き合わなくて済む「ラク」な状態をなによりも求めているからである。
さあ図書館に頼んでおいたアドラー心理学。

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