12.12.2013

トラウマをヨーガで克服する_08

生徒たちが<何とか耐えられそうな苦痛>に耐えようとしてみることで、経験に対する<耐性の窓>が広がる。この努力を続けていると、やがて彼らは不快だったり苦痛だったりする感情や身体感覚を、その場ですぐに遮断したり、何か他のことに自分を向かわせることで食い止めようとするのではなく、柔軟に受けとめることができるようになる。不快な感情や身体感覚は、われわれが何を必要としており、何がわれわれにとって好ましくないのかを知るための情報源であることが多い。そうした感覚経験への耐久力を築くことにより、やがて生徒たちは、より強い確信を持って<自分たちにとって好ましくないものを制限する>という経験をし、よりすばらしいセルフ・ケアができるようになるのである。

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