12.02.2013

トラウマをヨーガで克服する_01

トラウマにおいては、体の警報装置のスイッチがオンになると、その後、二度とオフになることはない。そこでは決して真のリラックスを感じることがなく、安心して生活することが出来ず、絶えず脳の原始的な部分で「脅威なのか、好機なのか」とスキャンしつつ警戒していなければならない、という激しい苦しみを経験する。内なる歩哨がいつも見張っている、私たちは眠ることができない。物事の公正さに対する私たちの信頼が壊れてしまったのだ。何よりも悪いことに、トラウマを背負った者にとって、体は<異世界の力>のようなものとなる。それは未知で、予測不能な、信頼できない<敵>と感じられるのである。

「トラウマをヨーガで克服する」

ghostwriter