非常に科学的な方法論でにFXにアプローチしている人物に会った。相場(換算レート)は常に折れ線グラフを描いて推移していて、折れ線は一日に何十もの山を作る。その過去の動きを解析して統計学的に裏づけの出来るセオリーを作って、超短期(数分から数時間)で勝負するのですが、異常値の出来るだけ少ないドル−ユーロだけを見る。折れ線ひと山(ひと谷)でトレードを終える。政治や経済の大きな流れを無視し、セオリーだけを活用する.. 等、メンタルな要素を完全に排除するためのルールが続きます。さらに、自分の取引記録を分析して、合理的でない(理性的でない)アクションを洗い出し、セオリーのみを使用した場合の勝率がベストであることを自分に刻み込みます。セオリーの知識が完成し、非合理的ギャンブリングを排した時点での想定勝率は安定的に50%をはるかに超える。
彼との会話は総合的にとても面白く、スポーツでもゲームでも事業経営でも同じだよね、というお話をしました。
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