土井隆義氏(筑波大学人文社会系教授):LINEがね、トラブルで、あの、指をさされてるんで、LINEさんも考えて、いろいろ中学校とか出向いてね、出前授業とかやってるんですよ。で、この前ね、新聞に大西さんという記者の方が書いていらっしゃったんだけれども、その、LINEの授業に出られたんですって。そのときに「トモダチから言われてイヤなコトバってなに?」ていうね、ことを訊いたんですよ。授業の中でね。5択あったのかな。マジメな子だ、って言われるのがイヤ、天然だね、って言われるのがイヤ、個性的だね、って言われるのがイヤ、マイペースだよね、って言われるのがイヤ、ほかなんだったかな…。で、一番多かったのが、個性的なんですよ。
神保:それを言われるのがイヤ?
土井:うん、それを言われるのがイヤ。
宮台:過剰なことがすごい忌避されるんですよ。
神保:個性が良くないんだ。
宮台:ていうかね、過剰なのがよくないんですよ。過剰さが、配慮のなさ、あるいはね、軽んじているっていうふうに受け取られるんですよ。つまり承認を..、だからなにが承認地獄なのかっていうと、あらゆる過剰さを剥ぎ取らなきゃいけないってところなんですよね。
神保:それを言われるのがイヤ?
土井:うん、それを言われるのがイヤ。
宮台:過剰なことがすごい忌避されるんですよ。
神保:個性が良くないんだ。
宮台:ていうかね、過剰なのがよくないんですよ。過剰さが、配慮のなさ、あるいはね、軽んじているっていうふうに受け取られるんですよ。つまり承認を..、だからなにが承認地獄なのかっていうと、あらゆる過剰さを剥ぎ取らなきゃいけないってところなんですよね。
ghostwriter