仕方なくやる戦争

宮本 悟：..それは、世界史上を考えても、日本だけではなく、よくあったことなんです。戦争というのは、たしかに勝ち負けを計算してやることもありますけど、もうそれ以外に方法がなくなって、仕方なくやる戦争というのがあるんです。

神保：追いつめられた場合ですね。

宮本 悟：まさに、太平洋戦争というのもそういうタイプですよね。その場合には、なんとか希望的な観測で戦争をするわけですよ。半年くらい暴れたら、なにか向こうから和平を結んでくるんじゃないかとか。今の時代で考えたら、あり得ないだろうと思うんですけど、当事者たちは本気でまじめにそれを考えてたわけですよね。北朝鮮でもそうだと、同じことが、起こっているかもしれません。

「北朝鮮は世界から孤立しているわけではない」
https://www.youtube.com/watch?v=UBQLvv60Nk4  00:31:00

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