2.24.2014

ビデオニュース 2月22日

あともうひとつ、フィナンシャル・タイムス(英国の日刊紙)のほうは、さらに、その状況に危機感を持っているNYタイムズとかをまた俯瞰してるんですよ。つまり「アメリカがAさんみたいな指導者の登場を待ち望んでいた、要するに軍備を強化して、応分負担をしてくれるし、一緒に戦争をしてくれる。でもそれがまあ、ぼくなりに解釈すると、それがただ単にアメリカの都合よくそういうふうにやってくれるんだったら良かったんだけど、当然そこにはナショラリスティック・ツイストが入ってくるんだということに、あまりちゃんと準備出来てなかったというか、考えてなかった。でやっぱり、まさにそのとおりにやってくれるんだけど、その背景は歴史の否定であるとか、戦前的な価値の復活であるとか、あるいは、まあ右翼的な思想であるとか、靖国神社参拝に代表されるような発想であるというとか、そういうものがないと、実現しないということを、いま思い知らされて、まあ非常にその。タイトルはね、「Aさんを望んだことを悔やむアメリカ政府」なんですよ。これはまあイギリスから見ると、まあイギリスは危なっかしいと思ってたのかもしれない。アメリカ日本に軍事的なもっと大きな役割を要求するみたいなことをするとね、まあ、日本は大丈夫かな、と思ってみていたら、ほら言わんこっちゃない、的なところもニュアンスとして若干あるんです、この記事を見ると。
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日本はまさにアメリカが望むことをやっているのに、アメリカが一番望まない方向に行っている(笑)というような、非常に皮肉な状況が起きているんだという指摘を、フィナンシャル・タイムスはしてます。

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