10.30.2017

関係

xxとの関係において、エラい
xxとの関係において、カッコわるい
xxとの関係において、自分である
xxとの関係において、癌である

数ヶ月前に6年振りの恩師が来日して、彼が私を見る目が、私をアイデンティファイしようとしておらず、そのことは大いなる気づきであり、そもそも彼が自我を含めたあらゆる執着から解放されるべく出家した時点で彼は彼ではなく、彼であることの反作用である「いま向き合っている者がだれであるかを認識すること=アイデンティファイすること」(あるいはそっちが作用)はすでに不要であり、そうであることで、わたしの目の前にいる恩師が外部との関係性に依存したたのしさ、くるしさ、自我意識の担保、癌であることの意味(癌であることで生じ得る喪失)から解き放たれた存在であるというシンプルな事実に向き合いました。

ghostwriter